曲のキーについて

今日ハーモニカを手にしたばかりの生徒さんに、曲のキーを説明しようとして、
説明中フリーズされてしまった(笑)

時間内に納得いく説明が出来なかったので残念な気持ちが残り、がっかりしています。

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ここで全くの音楽素人にドレミとキーを教える決心をした。

ターゲットは飲み屋さん。宮崎の地鶏とお酒が旨い。保土ヶ谷駅そばの丸八さん。

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ここでお肉を焼きながら熱燗を頼んでお客さんとしてお店の人に話をする。

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興味を持っていた生徒さんに理解できなかったことを、
抜き打ちで興味のない素人さんに説明が通ったらすごいでしょ!

質問した。

(他のお客が帰ってしまったのを見計らって)
僕「お兄さん、楽器はわかりますか?」

お兄さん「わかりません。」

僕「では、この写真をみて、
どこが「ド」ってわかりますか?」

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お兄さん「うーん。知らないですけどDって書いているから、ここが「ド」ですかね?」

(笑)よし、ターゲットゲット。
(答えは「C」です。)

まずはハーモニカをだす。
Eのハーモニカを出して

ドレミファソラシドドシラソファミレド
Eのハーモニカで4番の吹きから順にやった音源
と吹いてみる。
(実際はEF♯G♯ABC♯D♯Eーと言う音が出てる)

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ウィキペディア、ホ長調から画像拝借

僕「僕は何と吹きましたか?聞こえました?」

お兄さんはあっさり
「ドレミファソラシド ドシラソファミレド
ですかね?」

と聞き取れた。

次にGのハーモニカを出してみる

ドレミファソラシド

と吹いてみる。
Gのハーモニカで4番の吹きから順に音をだした音源
(実際はGABCDEF♯Gーと音が出ている)

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お兄さんは

「ドレミファソラシド、ドシラソファミレドと聞こえました。さっきとなんか違うけど、同じ音でしたよね?」
と答える。

おーーー!凄い!

さて、先ほどの写真、ピアノの絵を見せて、
最初に出したEハーモニカが演奏した音と

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Gハーモニカで演奏した音を、ピアノの鍵盤を押しながら実践して見ました。

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お兄さん「なるほど、全部ドレミファに聞こえるけどピアノで押してみると、案外ややこしいのですね。」

で、Gの楽器でやったのが

GABCDEF♯G
と言うのを聞いてもらったあとで、
GABCDEFG
と言う音を聞いてもらったら、
GのハーモニカとCのハーモニカでこんな感じ

お兄さん「あれ!Fの音がなんか不自然で、下がった感じがしましたね!」

そう、これが
ドレミファソラシ♭ド
とやった結果だから、やっぱりドレミがわかっているひとは、
ドレミファソラシド!と行って欲しくなりますよね!

お兄さん「え!じゃあ僕はドレミをわかっている人なんだ!」
→メジャースケールの説明おわり。

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僕は最初のはEの楽器、(Eのハーモニカですが、ここではEの楽器と説明した)
次のはGの楽器、

そしてピアノはCの楽器と説明したら

お兄さん「では、楽器によってスタートが違って、そのスタートからは間隔(スケール)が同じなんですね!」という

何ともいい感触の答えをいただいた。

次に、このブログを書いている途中で、フェイスブックにコメントアドバイスがあったので、
早速カラオケの話をした。

「お兄さん、カラオケには行きますか?」
「はい!いきますよ。」
「カラオケの機械にあのキーチェンジってあるじゃないですか!
あれって押したらどうなるかわかります?」
お兄さん「押したことないけど、音を高くしたり、低くしたり、
キーが変わるんですよね!」

そうなのです。先ほどはEの楽器とGの楽器と説明しましたが、
実は、
G A E C D E F G

やると、
ドレミファソラシ♭ド
と聞こえてしまい、
ドレミファソラシドと聞こえるようにやるには
GABCDEF♯G
と、人間誰しもやりたくなってしまう!
これがメジャースケールマジック!と言うものなのです。
ん!メジャースケール?!?!(難解そうな顔)

僕「では、メジャースケールの説明ですが、メジャー曲と、マイナー曲と聞いて、
どんな感想を覚えますか?」

お兄さん「うーん。メジャー曲は
誰もが知っていて売れている曲で、マイナー曲は、知っている人が少ない曲?」

僕「はい、ここではそう言うことではなくて、
メジャー曲と言うのは明るい曲、昔長調(ちょうちょうと読む)とか言いましたね。
マイナー曲は暗い曲、
昔は短調(たんちょう)とかって聞いたことがあると思うけど」

お兄さん「うーん、その辺になるとちんぷんかんぷんなんですよね。」

もう一度、GABCDEFGとやると、Fが低い感じがして、
F♯(Fの音を半音あげた音)にしたくなるよね?
もう一度この音源

お兄さんみたいなピアノの鍵盤のドレミもわからないような音楽素人でも、この感覚がわかるわけだから、メジャーなわけですよ。

これをメジャースケールといって、
Gの音から始まるからGメジャースケールという。(と、ピアノ鍵盤のアプリを見せながら実践)

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Gマイナースケールと言うのもあるんだけど、
GAB♭CDEFG
こう言うのは、有名じゃないから、詳しい人じゃないとピンとこないかもしれない。それだけ、マイナーって事なんだ。

まとめると、曲にはいろんなキーがある。
キーとは、スケールといって、ある一定の音の間隔をいう。一番有名なのがメジャースケール。
それが、ドレミファソラシドーって世界中で一番、今のところ有名な物。
その、ド、の音をcから始めたもの、これがCメジャースケール。ピアノはCの楽器だから、Cメジャースケールを一番弾きやすい。
サックスはB♭とか、ギターはAとか、とにかく様々なんだけど、

例えばCメジャースケールの曲をカラオケで唄っている時に、キーチェンジのマイナスを一度押せばその曲がBメジャースケールに変更され、もう一度押すと、B♭メジャースケールに変更、もう一度押すとAメジャースケールに変更される(ドレミの間隔は同じ)

ハーモニカは一つ一つにAの楽器、Bの楽器、Cの楽器として名前があって、
その調を唄っている時に、その調のハーモニカを取り出せば、ピッタリくるようになってる。
だから・・・・

お兄さん「うーーん!だいたいわかってきた。」

さて、ここでタイムアップ。

勘定を済ませ、次の現場に向かったとさ。

よく、ハーモニカはどのキーのを買えばいいのですか?と言う質問があるのですが、まずはピアノと同じキーのCハーモニカがいいと思います。

(え!いきなりCからですか?僕は何もわかってないのでAからでいいです!なんておっしゃる方がいらっしゃいますが、上記理由です)

ハーモニカの教則本もCキーに沿って書いてるものが多いです。その後にブルースでよく使われるようなAとか、Dとかを買えば良いのですが、

例え一本しか持ってなくても、
やりたい曲がそのハーモニカではなくても、キーさえわかれば、カラオケボックスに行って、キーチェンジした物を録音したり、パソコンでキーチェンジすれば、そのキーの物が手にはいる訳ですから、練習はどんなキーでも出来るわけです。←そうそう。この辺わかりましたか?

ーーー
おまけ。「平松悟 曲 キー 」で検索しましたら

このYouTube動画が見つかりました!そういえば過去に収録したことがありましたね。久々に見ましたがこれはわかりやすい!でも、上記説明を理解したあとだったらもっと理解しやすい!
しかしこの動画の最後の方でやる「恋人よ」は本気ですね。何を考えていたんだろう(笑)

2012.08.19に行われた発表会DVDが出来上がりました。

毎度おなじみ第3水曜日ブルーヒートシリーズ。今年2012年8月はお盆の日にぶつかってしまうので
8月は第3水曜日ではなく、その後日の日曜日、8月19日に枠を取りました。
前半は生徒さんの発表+ゲスト演奏です。
後半は
さとうりゅうえい
椎葉立樹
TSLIM
BIGLOCK大岩
平松悟
と豪華ゲスト演奏になります。

発表会でやった曲は下記に。
Moanin  (Bm)
JJMのTheSailor&TheMaid 
オレンジブロッサムスペシャル (G)
マイフェイバリットシングス (Em)
フーチークーチーマン (E)
The Creeper Returns (B)
MyBaby F
フライミートゥーザムーン (Am)
アメージンググレース (いろんなキー)
オフザウオール (G)
嗜みブルースエンディング (G)
オネスティー(C)
satin on the dock of the bay
という感じです。ブルースが4曲!
特別ゲスト 1 ギター 小出斉 
特別ゲスト 2 FIHのあの人
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上記ライブが無事終わりました。皆さんお疲れ様でした。
フジテレビより個人的に来ていただいたカメラマンに撮影をお願いしましたら、ものすごい作品が出来上がりました。

曲名、曲のキー、使用ハーモニカもテロップで記載されております。
発表会に参加曲が終わる一曲ごとにティースリムさんのアドバイスもあります。これがとても参考になります。

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アドバイザーTスリム!

発表会に参加された方には2500円、部外の方には3000円にて販売しています。もちろん書店や楽器店には置いてません、ここだけしか手に入りません。

ご希望の方は
<お名前>
<住所>
<お電話番号>

satoruhiramatsu@gmail.com
宛てにご連絡ください。
お振込先もしくは、手渡しする方法をお返事します。

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参加された方がDVDの一部をアップされました。

http://youtu.be/EX661vnsT9c

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チャプター画面も作ってもらいました。

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珍しい、椎葉立樹のブルース!

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デザインはこんな感じです。

単音を出してみましょう



単音を出してみましょう

②単音を出してみましょう。



456番をガバッとくわえて音を出してみてください。



吹いたらドミソーという音が鳴ります。

口の中は(喉は)広く開けてください

空気を「押し出すような感じ」で吹いてください。「フー」ではなく「ハー」という感じです。

そのまま吸ってください。

吸いかたなのですが、「まっすぐ」吸ってください。息が喉の奥、喉ちんこに当たる感じで。

レファラーという音が出ます。







そして唇をきゅっとしめて、ハーモニカを唇で前に押し出す感じで、まずは5番のミとファを出す練習をしてみましょう。



やゆよの
「ゆ」の感じです。





(↑上と下からはさむ感じではなく、斜め上に押し出す感じで)



「ゆ」の形よりちょっと下唇をニュッと出した感じがよいと思います。

指で口の下辺りをぐいぐい押してみてください。硬くなっていたほうがよいみたいです。



何故最初にガバッとくわえるのかというと、なるべく深くくわえるというのがポイントなのです。





(↑深くくわえたほうが空気の流れが斜めになりにくい。息の出口をなるべく口の奥のほうに

もって行くのがコツ)



深くくわえるとその分、空気の入り口(出口)が口の奥にはいり、ハーモニカをうまく、「まっすぐ吸う(吹く)」ことができます。

まっすく息を吹き込むことにより、安定した音が出ます。息継ぎも楽になります。


そのまま深呼吸をするように吹いたり吸ったりしてください。

決して息を引っ張るように吸い込んではいけませんよ。

(引っ張るように吸う=斜めに吸う)

スープをすすったりするような感じではいけません。




唇に圧力を加えて、前にぎゅっと押し出すようにしてください。



何度も言いますが


やゆよの
「ゆ」の感じです。


「ミー」の音だけが出ましたら成功です。

ミが出ましたらそのまま口を動かさず吸ってください。

「ファ」が出ましたら成功です。



「ミ」の練習MP3音源(86kb)






吹くときより吸うほうが難しいです。吹いて単音が出たのに、吸ったら混じってしまったという方は

吸う瞬間にスープか何かを「ズズズッ」とすするような感じで唇に変化があります。

変化無く吸うのがコツです。


私が吹くときには、

下唇に少しだけ力が入っていて硬くなっています。

下唇を少し突き出してみるのも良い方法だと思います。



あごの前の部分を指でさわり、硬くなっているのがわかるくらいに力をいれてください。

ただ、鼻のした(口の上の部分)はあまり力は入れないほうが良いです)



それとハーモニカを口に押し付け密着させ、空気の漏れを防いだり、

とにかく、”唇の内側(外側ではない)をなるべく小さくすぼめて”うまくヒットさせてください。




これが「単音」です。ハーモニカはいっぺんに隣の音も一緒に出してしまっても

綺麗な和音が出て、良いメロディーが

奏でられますが、ひとつの音だけを出すと説得力が増します。

出来ない人はあきらめず、何度も何度も、いろんな穴を試してみてがんばってみてください。






あごは下げすぎず真正面を向くようにします。

それと、自分が「どの音を出しているか」ということを把握することが大切です。

ドを吹こうとして、ドミーと出たらハーモニカを右のほうに少し動かします。

ドソーだったら反対です。これは僕がライブなどで間違ったときに瞬時に正確な音に修正するというときに使っています。

音を耳で感じ、ハーモニカの穴番号を目視することなく修正する、

ということはとても大切なことなのです。



吹いて単音ががうまく出せたら、その穴をそのまま吸ってください。

(通常吸ったほうが難しいのです)吹いてうまくいくのに吸ったら他の音が混じってしまうという人は

鏡などを見ながら唇の変化を確認してみてください。

”通常、ハーモニカは吹いたときも吸ったときも唇の形は変化しません

”吸って単音がうまく出せたら、そのまま吹いてみてください。

吹いて吸って吹いて吸って・・・ちゃんと単音が出ていますか?








まとめ

・がばっとくわえ、穴を口の奥のほうに入れる(奥までくわえる)

・にゅっと前に出すような感じ、最終的にはやゆよの「ゆ」の形

・唇の内側をハーモニカに小さく押し付ける感じ

・吹いて出たらそのまま吸う。唇は動かさない様に





さて、ドレミファソラシドーとやってみてください。



単音が出来る様になったらドレミファソラシドと音を確かめながら出してみてください。


最初に吹くときに注意すること。姿勢等

吹くときに注意する事項

①吹くときに注意する事項

;

たくさんありますので、上級者の方も一つ一つおさらいしてみてください。

・姿勢

しっかり背筋を伸ばします。胸をはって肩をおろしてください。ちょうどバレリーナや、茶道をしている人みたいに。

ブルースライブですでにステージに上がっている人で、演奏中に顔を上下したり、猫背スタイルで吹いているひとには慣れないかもしれません。

ただ最初はこれが肝心なのです。

顔は90度もしくはそれより上に。

運転免許を取るときに応急処置の授業で「気道確保」というのをやったと思います。

学校の討論会やコーラス大会でも、下を向いて声を出すとよい声が出ないと聞いたと思います。(と思います)

まずはハーモニカが自分の思い通りにプレイできるように軌道を確保します。

こんなクラシックスタイルでブルースハープをプレイしているひとはあまりいないと思いますが、日本を代表するプレーヤー皆さんは

時折頭を大きく動かして、パフォーマンスをしている人でも、こういった軌道はちゃんと確保されています。

基本がしっかりなっているので

いいプレーができるのですね。

・持ち方

左手でこのように持ちます。

親指と人差し指ではさむようにもち、指の付け根の部分(水かきという?)には空間を空けないように。ぴったりとはさむような感じなので

それほど力は入れません。

ぴったりとつける理由は以後ワウワウ奏法をするときに

そして右手は添えます。「添えるだけ」です。動きは左手でコントロール。決して右手に力を入れたり、

二つの手で喧嘩するように引っ張り合いっこしては駄目です。

これは各プレーヤーによって意見が分かれるところですが、とにかく「軸を動かさない」ということは

共通していると思います。私の場合は頭にも右手にも力をいれず、左手だけでコントロールするという方法で

軸をずらさないようにしています。

質問を頂きました。ハーモニカを吹くときに右手でつまむようにやっていたのですが・・・・

でも腕をハの字にしたらハーモニカは通常少し傾きます。

そこで、それにあわせて頭も傾けてください。

左手だけで動かしてみてください。

ハーモニカの延長線上にレールがあると想定して左右に動かしてください。斜めに動いていないか、ちゃんとまっすぐなっているかどうか

確認してみてください。

姿勢に関してはこんなものです。

復習

・姿勢は正しく(バレリーナ、茶道のように)

・持ち方も決めましょう。(左手で持つ。右手は添える。)

・動かし方も良く意識しましょう。(

以上。姿勢に関してはこれで終わりです。ちゃんと出来てますか?

基本を覚えたらひとつの音を出す「単音」をマスターしましょう。

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