オクターブ奏法を徹底的にやってみよう.
①まずハーモニカを1番から4番の穴をガバッとくわえ吹いてください.
音楽ファイル1234番いっぺんに吹く。最後はちょっとオクターブ(37.3kb)
ドミソドーという音が出るはずですが、そのままなんとなく舌を突き出して②2番と3番の穴をふさいでください..
最初、穴の位置が把握出来ないうちは↓こんな感じだと思います。
コツとしては、2番と3番の穴の間のバーに舌先を「軽く」あてるようにします.①から②の動作へ速く移るようにしてください。これを何回か繰り返します。
ちゃんとオクターブの音が出ているか、音楽ファイルを聴きながら比べてみてください.最初のうちは分かりにくいので
A 一つの音しか出てない
B 「ド」意外に「ミ」「ソ」が混ざってる
ということが感じられなかったら、それはもう「完成した」と思って結構です.
さて、ここで秘密のコツなのですが、
1234番の和音を正確に出すって難しいですよね?
今までの経験上、どうしても大きくくわえてしまうかたが多いようです。
実はこの1234番の穴の距離、ハーモニカの横のサイズとほぼ同じなのです!
ほら!なので、ハーモニカを横にくわえた感じの口の大きさが正解です!
結構ちいさくないですか?口をその大きさのままにして、4つの穴をくわえてください。
ばっちり!
さて、「ド」のオクターブ奏法が出来上がりましたら、今度はそのまま吸ってみてください(通常吸ったほうが難しいようです)「レ」の音が出ると思います.
「ド」「レ」「ド」「レ」「ド」「レ」・・・と繰り返してください
音楽ファイル「オクターブ奏法”「ド」「レ」「ド」「レ」・・・”」(30.6kb)
次に隣の穴にいってみましょう。「ド」「ミ」「ド」「ミ」「ド」「ミ」・・・と繰り返してください.
音楽ファイル「オクターブ奏法”「ド」「ミ」「ド」「ミ」・・・の練習”」(25.8kb)
ちゃんと「オクターブ」の音は出ていますか?
なれないうちは上の方で紹介した.
①②①②・・・・と繰り返すような感じでも良いです.徐々にそのスピードを上げるようにすると完成します.
更に「ドレミ」をやってみてください.
音楽ファイル「オクターブ奏法「ド」「レ」「ミ」「ド」「レ」「ミ」」(35kb)
何故12番とか、低い音を使ってオクターブ奏法をやるのかというと、理由があります。
8度すべてここをみていただければわかるとおり、
例えば吸いのオクターブは1番4番以外でやってしまうと、大変不安定な音が出てしまいます。(例2番5番だと「ソファ」がいっぺんにでます)不安定な和音ですと、ちゃんと2つの音が出ているのか、それとも、気づかずに3つの音が出ているのかがわからないので、最初のうちは低いドレミ等で練習してください。ドレミのオクターブが出来ましたら次に進んでください。
次に「ファ」の音のオクターブ奏法なのですが
2番の穴と5番の穴を吸うと低いソと高いファが出ます.この穴は8度の音になりません.
音楽ファイル、オクターブ奏法で「ファ」をやってみた(27kb)
でもこの不完全な和音は、ブルースの曲ではとても有効に使われています.
最後に、オクターブ奏法を使った練習曲を幾つか紹介しておきます.
音楽ファイル「オクターブ奏法でドレミファソファミレド」(19kb)
↑上の方で紹介した①②①②・・・というのから始めています.
↑単音で吹く聖者の行進より、肺活量を使うと思いますので適当なところでブレス(息継ぎ)をするようにしてくださいここまで出来たらオクターブ奏法はマスターしたと考えて良いでしょう。出来ない方はまた最初から繰り返し聞いてみてください。.
オクターブ奏法は、口元を吹いたり吸ったりしたらうまくできません。
喉の奥から「吐く」感じ
の練習になりますので、たまにこんな練習をすれば良いでしょう。
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